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Songs

絵を描くとき、たいていは音楽を聴きます。歌詞のある曲が多く、気持ちを深く遠く連れて行ってくれる響きに、いつも敬意と憧れを持っていました。

 

でも、自分が歌うことには強く抵抗感がありました。生まれつき声が高く小さくて、いつしか声を発すること自体にコンプレックスを感じていたのです。

2024年の旅の終盤、自分の中から湧き上がってくるものに耳を傾けていたら、言葉と音が集まって、うた になりました。

帰国後に描いた絵や添えた詩からも、うた が立ち上がりました。自分でも驚くばかりですが、それらは絵と響き合うものであり、舞台公演のようでもあり...

生まれてきてくれている “うた” は、絵と舞台とをつなぐものでもあるのかもしれません。

向き合ってみたいと、素直に思いました。

少しずつ、お届けしていきます。

​(以下、作詞作曲 ayaka

光の景色


未来がほしくって 言葉さがしていた
こえをききたくて 目をつむってみたの
過ぎていく風 吹きぬけて
かなたへ

光という名の景色
今をこえて

届け と 心ふるわせて
あなたへ

Towards

I gaze at the wind, blowing towards the light
Bright colors come and go
I look southwards from the train
And I follow the way in the twilight time
We don’t know what lies ahead of us
But I will go with my heart aglow
I’ve just realized what the true colors are
and “the breeze feels good”

Open wide the window in the train
The scenery is shifting
And I feel myself moving towards the light within my heart

Moment by moment

Like color of the sky

水鏡


暗く 明るい 行き先
見据える 気持ち傾ける

動いている
変わっていく

静かに心を燃やして
私は生きている

Sprint

夜空の星々と とうめいの目配せ
世界という場所 走ってゆく
遠くの方から 届いてくる手紙
読んだり 読まなかったり 勝手だけど
移り変わってく 君を信じてる
辿る 指差す印
宇宙が 回る回る


morning glow, twilight and sparkling in the night
元には戻れない
心地よい喪失感と高揚感 
Sprint


真昼の そよ風と とうめいのうたごえ
大気の時間が巡ってゆく
誰より 君自身が 君を信じていて
大空 見つめてる
ぼくらが 回る回る


morning glow, twilight and sparkling in the night
元には戻れない
心地よい喪失感と高揚感 
S
print

morning glow, twilight and sparkling in the night
同じ景色は無い
満ちたり欠けたりする この揺れを愛したい

響鳴

あの日の静けさが 
いつからか 耳鳴りしてる
大地が夕焼けに滑っていく
たしかなものを 求めて 名を呼ぶ
かこ と みらい が 
ゆっくり 
とけていく

たいようが見えるようで見えなくて ちいさな手
ぼくらはさ 知っていく 遠くから ひびく声
言葉ひとつ 空ゆらす その意味を その想いを

ぼくらはさ 知っていく うるんだ目 とじないで
言葉ひとつ 空ゆらす その意味を その想いを
ぼくらはさ 知っているから

きかせて その鼓動

ぼくらはさ 知っていく ひびく声 消えないで

2025.01.18
Crescent Party 第4夜
「旅の展示、絵とごはんと音楽と人」

Alan Patton ... アコーディオン、ノコギリ、歌
ayaka ... 歌

Set list
​・
Casuta Noastra
Somogyi Karikazo
マルセリーノの歌
Spider and I
あのうたがきこえる(象眠舎)
光の景色
Towards
水鏡
-session
Zapevala
Kalashnikov
響鳴
Surikizu Boy
Sprint

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